山口小夜子

山口小夜子 (やまぐちさよこ)ファッションデザイナー・モデル

アジア系モデルとして初めて1970年代にパリコレに出演、活躍したモデルの山口小夜子さん。
自らも着物を着用し、こよなく愛した山口小夜子さんならではの優美なデザインが大変美しいです。

まるで日本人形に命を吹き込んだかのようなビジュアルを持つファッションモデル山口小夜子。彼女には周囲の空気から切り取られたような、浮き上がったような、独特の強い色があります。
彼女がモデルを始めた頃、西洋風の顔立ち、ハーフモデルが人気でした。
なぜ“西洋人になる”ことがベストなのか納得がいかなかった彼女は、いくらオーディションに落ちようと自分のスタイルを変えることはありませんでした。そして、母親に切ってもらったおかっぱ頭で挑んだオーディションが、彼女のその後を大きく変え、東洋の神秘、世界でリスペクトされる日本人モデルの先駆けとなっていきました。
世の中で評価される前も後も謙虚に、ただひたすら自分だけの美を追求し続けた彼女だからこそ、世界中のデザイナーやアーティストに愛されたのでしょう。