江戸小紋の買取

小紋の中でも格式が高い江戸小紋は、結婚式などの改まった場に着ていける着物として人気です。

そんな江戸小紋ですが、なかには「もう着なくなってタンスや押入れに何年も眠っている。」という方もいらっしゃると思います。そんなときは着物買取を利用してみてはいかがでしょうか。

そもそも江戸小紋とは?

武士の裃を起源とする江戸小紋は、御召十のように大名などに好まれた「定め紋」と、庶民の間で流行した宝尽くしや玩具など面白みのある柄の「いわれ紋」の2通りがあります。

染めに使われる伊勢型紙の彫刻技法には、「錐彫り」「突彫り」「道具彫り」「縞彫り」があり、これらの技術は重要無形文化財にまで指定されているんですね。

格の高い鮫・行儀・通し文様は、江戸小紋三役としてフォーマルシーンにも活躍し、さらに大小霰や万筋を含めて江戸小紋五役といわれます。

一つ紋を入れると色無地紋付きと同格です。極鮫のように文様に「極」がつくものは、3cm四方に900以上も彫り進めていきます

江戸小紋を高価買取してもらうポイント

江戸小紋の買取相場は、10年以内に制作されたもので6,000円となっています。また下記のような特徴をもっている江戸小紋だと、付加価値が高いものとして査定されるので相場以上の査定額になりやすいです。

  • ・証紙や残布が残っている
  • ・染めムラがない
  • ・通常の文様(行儀)よりも細かい文様(極行儀)である
  • ・人気の柄である(鳳凰柄、菩薩柄、桜鯛柄)
  • ・有名な着物作家が制作した江戸小紋である(児玉博、中村勇二郎、小宮康孝、小宮康正、中島秀吉)

江戸小紋の買取実績

山徳で買取した江戸小紋を一部ご紹介します。

人間国宝 中村勇二郎

中村勇二郎氏は昭和30年に伊勢型紙道具彫で人間国宝に認定されました。手作りの彫刻刀は3.000本を優に超え、芸術の域にまで高められたその精巧な技術は今も着物ファンを魅了しています。御仏や古代菊、天女など文様は多岐に渡ります。

人間国宝 小宮康孝

小宮康孝氏は人間国宝である父・小宮康介氏の厳しい指導のもと、緻密な型紙の通りに迷いもなく真っ直ぐに一つ一つ丁寧に彫るという高い能力を培いました。昭和53年父についで江戸小紋で人間国宝に認定されます。
康孝さんは普段のお洒落着として気軽に着れる江戸小紋の制作を目指しています。

伝統工芸士 石塚幸生

江戸小紋の染め工房・石塚染工は、明治23年創業の100年以上の歴史ある染め工房で、石塚幸生氏は四代目を受け継いでおります。特に繊細な技術力が特徴で、1995年には東京染小紋伝統工芸士に認定されております。