付下げの買取

付下げは訪問着よりも気楽な着物として、セミフォーマルな場面からカジュアルシーンまで、幅広く着られる着物です。

しかしなかにはもう着なくなり、何年もタンスや押入れの中にしまってあるという方もいるかと思います。そんなときは着物買取を利用してみてはいかがでしょうか。

そもそも付下げとは?

付下げは未婚・既婚を問わず、もっとも利用範囲の広い着物で、訪問着に準ずるものとして愛用されています。

近年は付下げと訪問着の中間として左衽(おくみ)や、身頃が絵羽風になっている付下げ訪問着も人気です。

小紋よりも格上な付下げは、友人の結婚披露宴やパーティー、入学式や卒業式、茶会や観劇など正式な場。そして少し改まったお出かけの時に着用します。また格式のあるお席には、格調高い文様の付下げを着用するのが一般的です。

付下げを高く買取してもらうポイント

付下げの買取相場は、10年以内に制作されたもので10,000円となっています。また下記のような特徴をもっている付下げだと、付加価値が高いものとして査定されるので相場以上の査定額になりやすいです。

  • ・証紙や残布が残っている
  • ・訪問着に近いデザインになっている
  • ・人気の柄が使われている(モダン、古典、動物柄)
  • ・難しい技法が使われている(友禅染、絞り、刺繍、紅型)
  • ・有名な着物ブランド・作家が制作した付下げである(加賀友禅作家、人間国宝作家、皇室御用達作家)

付下げの買取実績

山徳で買取した振袖を一部ご紹介します。

絽縮緬 縞 モダン 黒色地

絽縮緬とは普通の縮緬地の中に、からみ織の組織を入れながら透き間を織り出したものです。盛夏用の染下生地として広く用いられています。シャープな印象の縞文様は江戸時代になって“粋さ”の代表格として認識され、滝縞や子持ち縞など様々な図案が生み出されました。クールなカッコよさが現代女性にも愛されており、人気柄の一つとなっています。

龍・白虎・朱雀・鳳凰の四神

古代中国で四方を守る霊獣とされてきた四神。龍は水と関係があり、水を自在に操ることが出来る霊獣とされています。思い通りに雷雲を呼び雨を降らせ、地下からは水をあふれさせることもできます。龍を始めとる四神は吉祥文様としてフォーマルなお席に気品を添えます。

人間国宝 森口華弘 蒔糊友禅

森口華弘は明治42年12月、滋賀県守山市岡町に生まれ、三代目友禅師・中川華邨に師事し、その一方で華邨の紹介で四条派の画家・疋田芳沼に就いて日本画を学びました。江戸時代から伝わる撒糊(まきのり)技法を、漆芸の蒔絵(まきえ)技法と組み合わせることを思いつき、苦心の末、独自の蒔糊技法を生み出しました。そして昭和42年、57歳の若さで重要無形文化財「友禅」の保持者に認定されました。

人間国宝 本場加賀友禅 木村雨山

加賀友禅で唯一国宝になった作家・木村雨山は明治24年に石川県金沢市に生まれました。石川県立工業補習学校自在画図案科卒業後、上村(うえむら)松太郎のもとで加賀友禅を修行。およそ20年間の修行を経て友禅染の技法を習得しました。雨山が描く加賀友禅は五彩といわれる藍、臙脂、黄土、草、古代紫を忠実に再現し、写生による図案を基本とした優雅で瑞々しい日本画のような作風が特徴です。