紬(つむぎ)の買取

紬(つむぎ)は街着だけでなく、観劇、コンサート、パーティーなどカジュアルな場にも着ていける着物です。

しかしなかにはもう着なくなり、何年もタンスや押入れの中にしまってあるという方もいるかと思います。そんなときは着物買取を利用してみてはいかがでしょうか。

そもそも紬とは?

紬は蚕の繭からできた糸で織られた絹織物のことです。かつては養蚕農家が商品化できない屑繭を使って織ったことから、長い間普段着とされていましたが、現在ではその伝統技術が高く評価され、伝統工芸品として継承されています。

また後染めの紬や訪問着形態の先染め紬も生産されるようになり、紬は普段着からおしゃれ着、さらに社交着という広がりのある着物になりました。

紬を高く買取してもらうポイント

紬の買取相場は、10年以内に制作されたもので7,000円となっています。また下記のような特徴をもっている付下げだと、付加価値が高いものとして査定されるので相場以上の査定額になりやすいです。

  • ・証紙や残布が残っている
  • ・日本三大紬の着物である(大島紬、結城紬、牛首紬)
  • ・有名な着物ブランド・作家が制作した紬である(恵積吾郎、田中林次、都喜ヱ門)
  • ・亀甲柄小さくなるほど価値も高くなる

紬の買取実績

山徳で買取した紬を一部ご紹介します。

牛首紬

牛首紬の産地、白峰村(旧牛首村)は日本三名山・白山の登山口としても知られる日本有数の豪雪地帯です。耕地が少ないために村人は古くから桑を栽培し、冬期は当時屑繭でしかなかった玉繭を使って紬を織っていました。しかし、元禄年間の頃に牛首紬として商品化されるとその堅牢さ、そして美しい光沢が人気を集めます。紬は真綿という塊にして糸を紡ぐのが一般的ですが、牛首紬は繭から直接糸を引き出す、のべ引きという手法で行います。京友禅や加賀友禅を染めたり、近年では夏牛首紬や牛首縮緬などの商品も生まれています。

結城紬 縞

茨城県結城市を中心に生産されている結城紬、養蚕の盛んな鬼怒川(絹川とも呼ばれる)近辺の農閑期の副業として作られたのが始まりといわれており、歴史は奈良時代にまで遡ることができる日本最古の高級絹織物です。結城紬の工程は全て昔ながらの手作業で行われています。高度な技術を要するからこそ、真綿のように軽く、柔らかくふっくらと仕上がります。

久米島紬

久米島紬は、蚕から取った真綿でつむいだ糸を原料糸として、天然の草木、泥染めによって染色され
織りは手投杼を用いて丹念に手織りで織り上げます。これら全て一貫した手作業を一人の織子が行います。
昭和52年に県の無形文化財として指定され、さらに平成16年には国の重要文化財として指定されました。