安部吉織物

安部吉織物 (あべきちおりもの)袴地織元

安部吉織物は創業100年を越える米沢織の織元として、今も伝統の袴地を作り続けています。

~~本場毘龍織の由来~~
米沢藩祖上杉謙信はその軍を進めるにあたり、常に「毘」と「龍」の二つの旗を先頭に翻らせ、鬼神も恐れる絶対不敗の戦いを展開しました。
「毘」の旗は、謙信が日頃から深く信仰した降魔の軍神、毘沙門天の頭文字をとってその軍旗としたもので謙信自らが降魔神毘沙門天と一体であり、またその軍兵は正義の軍隊であるという熱血の英雄謙信公らしい抱負に由来します。

また、「龍」の旗は、別に「懸り乱れ龍」の旗ともいい、勇壮な突撃の際に、これを馬前に打ち立てたものです。
天空を奔放にかける龍の勢いを、総攻撃の勢いになぞらえたのは、いかにも戦いの詩人と歌われた謙信公らしい軍旗といえましょう。

米沢織は、この謙信公を藩祖にいただく上杉藩の城下町に生まれた伝統織物です。そして、この米沢織の嫡流となってきたのは、つねに高級殿方衣裳でした。