藤娘きぬたや(ふじむすめきぬたや)

絞りのお着物の中でも最高級として知られる名門【藤娘きぬたや】。

創業者から受け継ぐ、『誰も創ることが出来ない絞り・誰も創ろうとしない絞り』をコンセプトに美の限界に挑戦し、究極の絞りを追及し続けています。

図案から全てがオリジナルで自社製造を行い、親子三代にわたって受け継がれていく着物を目指しています。

高度な技術を要する複雑な絞りに「藤娘五色」を基とする手挿し染めによる染色を加えることにて「藤娘しぼり」が生み出されています。

創り出す作品の数々は、未だ見ぬ、お召になる方の幸せを願い、一点一点、真心を込め創作されます。

ニューヨークでの個展を3度開催し、それが縁でメトロポリタン美術館に『宴』を永久所蔵され、「美しいきもの」にも毎号紹介される、きぬたやの貫禄が感じらます。

京鹿の子絞り

肩山から裾に向かって勢い良く流れる熨斗には藤、ツツジ、菊などの富貴な草花をたっぷりと描き、今にも芳醇な花の香が漂ってきそうです。

背景の紺藍色や黒色、そして熨斗のグレートーンから一転して、藤娘五色を用いた美麗蝶が燦燦と輝き続けるというインパクトの大きい意匠構成です。