加藤唐九郎(かとう とうくろう)

陶彩染の文様

黄瀬戸という焼き物はもともとは中国の青磁を真似しようとしてなし得なかった、我が国古代の陶人たちが、その代償として生み出したものです。

自ら「野の陶人」と称し、生涯名刹を求めず、絶えず昭和陶芸界に新風を吹き込み続けた加藤唐九郎(かとう とうくろう)。

その巨匠の名品にヒントを得て、土と火が織りなす造化の美しさを着物の世界に表現したものです。

膨れ織地に広がる陶彩染の優美な世界。 茶席に、お出かけに、あるいは気軽な遊び着にご愛用できます。

加藤唐九郎プロフィール

幼少より家業の製陶に従事し、のち鎌倉時代の古瀬戸の窯趾を探り、その材質・技法を究める。

また桃山時代の織部、黄瀬戸、志野の再現に尽力した。日本陶磁協会・日本工芸会理事。