藍染工房「こんや」

嵐山にある天然灰汁発酵建 藍染工房「こんや」。

1日に何トンもの水を必要する藍染は、桂川の豊かな伏流水によって生まれるのです。

全国阿波藍染染織作家協会会員 松本輝夫先生が代表を務めます。

日本にのみ残る「灰汁醗酵建藍染」。この藍染は、徳島の質の良い藍草葉を醗酵させ「(すくも)」という染料を造り、それを堅木の「灰汁」で溶き醗酵、粥状に炊いた「麩(ふすま)」を与え染色します。

手間がかかり、非効率的だが、他には真似出来ない色を醸し出してくれます。

愛情を注ぐと美しい紫紺の華を咲かせ、幾度も甕に浸け、水にくぐらせるときれいな色を重ねてくれます。

ジャパンブルーと呼ばれ、かの出雲八雲やラフカディオ・ハーンにも絶賛された藍染。

今も昔もこんやは伝統を守り続けます。

こんやの着物

灰汁醗酵建藍染
こちらの作品は、どっしりとした深みの強い藍色地に金色・藍色のアクセントを取り入れた若松がまっすぐに。

「不老長寿」を意味する常緑樹を代表する松は藍染の相乗効果も加わって、永遠の輝きを失うことはありません。

ひと味もふた味も異なる、重厚な表現力に脱帽してしまいますね。