秀美(しゅうび)

新潟県十日町は吉澤や桐屋など、多くの一流染匠が軒を連ねる染織の一大産地です。その中でも五指に入る名門染元、【 秀美 】。

織物工業協同組合の青年部を中心に、商品開発への積極的な取り組みが始まり、昭和30年代には京都から友禅染の技術を導入し、昭和40年代には「十日町友禅」が花開きました。

華やかな振袖のほか、留袖や訪問着、付下げなども染められています。

京友禅を源流とする十日町友禅は京・加賀・江戸の3大友禅に対して現代的な自由な発想と奥ゆかしさが融合した作風が特徴です。

十日町友禅の染元美

控えめなちりめん地に映える胡蝶蘭の豊かな表情。

花の蜜を求めて蝶がヒラリヒラリと舞い遊んでいますね。

古代ギリシャの時代では、蘭は子孫繁栄の象徴として親しまれており、暖かい地域にしか生息しない貴重なお花だったことから、その美しい見た目と香りもあいまって上品なイメージ・高級なイメージが広まりました。

また、蘭は左右対称の美しい花を咲かせることから、「完全なる美」をあらわすとも言われています。

桜の花びら

ふんわりとピンクに色づく桜の花びら。

日本の心ともいえる桜は600種以上あるといわれており、「精神の美」「優れた美人」「純潔」などの花言葉を持ちます。

梅文様

厳しい冬に耐えて、他の花よりも先駆けて一番に春を告げる梅。

松や竹と並んで“歳寒の三友”として古来より高貴なものの一つに例えられています。

お召しになる方の心を満たし幸せで包こむような優しさのある佇まいです。