江戸小紋買取 中村勇二郎や六谷梅軒など!
江戸小紋買取 その他のお着物を含め多数買取させていただきました!
今週は江戸小紋をご紹介したいとおもいます。
江戸小紋は、小紋の中でも色無地の感覚に近く、極めて細かい模様を型染めしたものです。
鮫、通し、行儀など、多種多様な柄があります。
一般的な小紋よりも江戸小紋の紋付は格式が高く、一つ紋を付ければ略礼装(準礼装)になります。
人間国宝 中村勇二郎 想い出百選 江戸小紋
型彫刻 人間国宝 中村勇二郎 型枚数 100枚 彫刻刀数 278本 染色 古今染処 人間国宝中村勇二郎は彫刻伊勢型紙100枚を使用して特殊な染め方で染めます。
100枚の型紙彫刻の為に使用した彫刻刀本数は278本です。しかも278本全て刀先の形が異なる中村勇二郎師手づくりの彫刻刀です。
不滅の人間国宝の偉業を集大成したとも言える作品であり後世に語り継がれる事と思われます。
伝統工芸士 砂川健一 鮫 江戸小紋
砂川健一さんは30年代半ば、四代目になって以来、時代を見越し、伝統の技術・技法を継承しつつも創意工夫を重ね、独自の染色技術を確立してきました。
平成2年に通産大臣より伝統工芸士に認定され数々の賞を受賞してきましたが、本人は「賞に入る作品より、巷に受ける新しい感覚の作品を作りたい」とおっしゃります。
伝統工芸士 関正三郎 通し 江戸小紋
角通しは、江戸小紋の柄のひとつです。細かい正方形が縦横に連続した模様で、鮫、行儀とならんで、小紋三役のひとつです。
先端が正方形の彫刻刀で彫り抜いた錐彫りの型紙で染められる江戸小紋で、角通しは縦にも横にも筋を通すという意味を持つといいます。
小紋三役のひとつですので、格の高い文様です。
服部光擴 鮫 江戸小紋
鮫小紋は、江戸小紋の柄のひとつです。細かい点で円弧を重ねた様子が鮫の肌に似た模様で、角通し、行儀とならんで、小紋三役のひとつです。
人間国宝 六谷梅軒 笠松 江戸小紋
昭和14年独立。鮫(さめ)小紋、通し小紋など、細密な紋様を得意としました。
昭和17年小宮康助のすすめで、さらに細密な極(ごく)鮫小紋を研究し、昭和30年人間国宝に認定されます。
目を見張るばかりの精緻で創作性にあふれる伊勢型彫刻の世界が感じられます。