本場大島紬カタス式12マルキ

大島紬は一般的には7マルキや9マルキが多く出回っております。
その中で、12マルキは大島紬の中でも大変希少価値の高い作品です。

12マルキとは十八算を意味し、それは経糸と緯糸の本数を表す数字なのです。
通常は15.5算(経糸の総数が1240本)に比べ、さらに200本多い1440本の糸を使用し織り上げられているということになります。

通常より多くの糸を使い、有限な着尺反物の中で 細かな絣を織り上げます。
糸は上質ながらも細いものを使用し、より多くの細かな柄行を織っておりますので、生地はとてもしなやか、それでいて大島特有のシュッシュッと衣擦れの音がします。
上質な生地のハリは、しっかりと保持しているのだから 凄いのです。
熟練の職人たちの手から生まれた12マルキのお着物は織の宝石と呼ぶにふさわしい仕上がりです。