本塩沢(ほんしおざわ)

本塩沢(ほんしおざわ)は、昭和51年に伝統的工芸品に指定された、新潟県の塩沢産地でもっとも生産の多い織物です。通称『塩沢御召』ともよばれています。

塩沢地方はもともと絹織物の生産がさかんでしたが、歴史のなかで結城紬や西陣御召の技術の導入、地機から高機への切り替えなど、さまざまな工夫をしていくなかで生まれました。

本塩沢の特徴

本塩沢の特徴は「しぼ感」「しゃり感」です。

横糸に強く撚りをかけた《強撚糸》を使用し、織り上げられた後に湯もみをすることで生み出される美しいしぼによって、肌に張り付かないさらりとした感触が得られます。

また手にとってこすると、シャリシャリと心地よい音が響く音感と感触がえられるしゃり感を実感できます。

なお同産地では、夏着物として「夏塩沢」も生産されています。

>夏塩沢について