本場黄八丈(ほんばきはちじょう)

黄八丈の織り着物
本場黄八丈 (ほんばきはちじょう)は伝統の草木染めによる染色法と手織りによって、丁寧に一反一反作り上げられております。

その美しい色艶と格子や縞といった粋な柄ゆきが映える黄八丈は、その貴重さからも、お着物好きの憧れとして不動の地位を築いてきました。

“独特の深み”と”発色の鮮やかさ”は本場黄八丈ならではの特徴です。

本場黄八丈の着物ができるまで

黄八丈(きはちじょう)は、八丈島に古くから伝わる絹織物で、1977年に国の伝統的工芸品に指定されています。

八丈島に自生する植物染料から染め上げ、昔と変わらない技法で糸を染め、手織りして製品に仕上げています。

黄色は八丈刈安から、茶色はマダミの樹皮から生まれます。八丈刈安は染液に糸を一晩浸し、翌朝絞って干します。

そして、この作業を60日間繰り返してから、椿と榊の灰汁で媒染して黄金色になります。また、茶色を作るには黄色よりもさらに工程の繰り返しが必要になります。