金華山織(きんかざんおり)

金華山織 (きんかざんおり)は、緯糸に針金を織り込み、織り上がった後で、針金を抜くと柄の部分が浮き上がり、立体感のある柄になります。見た目の豪華さとは逆に、とても軽くシワに強いのが特徴です。

金華山織は天文年間にイスパニア・ポルトガルより伝来しました。大変美しい織物として戦国時代から輸入品が珍重されます。

1600年頃、輸入された衣地に輪奈を作るための針金が残っていたことから織り方を発見し、京都・西陣で織り始めたとされます。

製法としては文様部分に針金を通し輪奈を作り、製織の後、その針金を引き抜いて文様を表したものです。

更にこの輪奈部分に金糸・銀糸を用いて光りを放つ輪奈を織り上げ、より格調高い帯地、金華燦を生み出すに至りました。