金濛縷

金濛縷は、15世紀にベネチア(現在のイタリア北部)で発見されたビロード織物で、当時の貴族階級に愛され、その保護の下マントやインテリアに用いられました。

シルクロードを通じて中国にその技術が学び取られ、金華山織りとして明王朝からヨーロッパへ逆輸入されるまでになり、ヨーロッパ貴族に珍重されました。

日本へは南蛮文化の渡来とともに輸出され、桃山・江戸期の武将などに珍重されました。今でも山形の上杉神社には上杉謙信用のマントとして奉納されています。

この様に特別な階級に特に愛されたビロード織をただ再現するだけでなく、ビロード織になかった新しい技術を駆使し、より一層高貴な織物として「金濛縷」と名を変え現代に蘇りました。