縫締め友禅(ぬいじめゆうぜん)

有松・鳴海で絞りが始まったのは17世紀初め頃。その数ある絞り技法の一つが縫締め絞りです。

織り上げた反物の端から端までをひとめひとめ綿糸を縫込み、そしてその綿糸にそって一方の端に生地を寄せ、一本のベルト状にして綿糸を括りしめて、染めるという大変根気と技術のいる仕事です。

この縫いこむという作業に注目し、生地を織る際に締め糸を織り込んだのが、織縫締めです。そのため地紋に合った自由な絞りが出来上がります。さらに織り、染め、絞りの3つの技法を融合したものが縫締め友禅(ぬいじめゆうぜん)です。