帝王紫(ていおうむらさき)

特殊な貝からわずかしか採れない染料の稀少価値と、色合いの美しさでアレキサンダー大王やシーザー、クレオパトラなどの伝説と共に”高貴な色”と讃えられる帝王紫(ていおうむらさき)。

この帝王紫を今に蘇らせ、貴重な美を糸に託した価値のある作品です。

帝王紫は、アクキ貝のパープル腺から採れる分泌液を原料とします。わずか1gの染料を採るために2000個もの貝を必要とする、稀少価値の高い天然染料です。

貝紫の歴史は、はるか紀元前16世紀頃、地中海で栄えたオリエント文明の中心、フェニキアにさかのぼり、その後、エジプト、ギリシャ、ローマに伝わりクレオパトラはで染めた色を王の色として船の帆などに染め、またシーザーは紫のマントを纏って王座についたという数々の英雄伝説が伝えられています。