野蚕糸(やはんし)

野蚕糸(やはんし)とは、家蚕糸に対して、野外で育った繭から採った糸の総称です。

野蚕糸は、繊維の中に小さな孔が無数にあいています。

そのため緻密性の高い家蚕(養蚕)のシルクに比べ、密度が低く非常に軽く、何倍もの通気性・吸水性・放水性・保温性を持っています。

生糸のような白さではなく、糸(デニール)の太さ細さも味わいがあり、面白味があります。

独特の艶を持ち、脱色等はしにくいため、自然そのものの味わいが活かされます。