ゆうな染

本場久米島紬

ゆうな染めは、ゆうな(オオハマボウ)の幹を約15センチ~20センチに輪切りにし、焼いて木炭化させます。

その木炭をさらに石臼で粉末化した後水に溶かし豆汁を入れ、目の細かい布でろ過し染液とします。

粒子が細かければ細かいほど染着力がよくなります。

染め方は、常温液の中で絶えず糸を繰りまんべんなく染液を浸透させ、むらがでないように心がけ染色します。次に水洗い、乾燥を繰り返し1日5回行いこの工程を8日程度繰り返し、最後にミョウバンで媒染を行い銀鼠の灰色を得ます。

オオハマボウの花はフヨウ属特有の花で、黄色(オレンジ色)のハイビスカスに似た大きな花が印象的です。

多くの染料に恵まれた久米島の自然をそのまま糸に託して、丁寧に丁寧に織り上げた作品です。

触れると久米島に降り注ぐ太陽や青い海、そして美しい大地が目の前に広がるかのようです。

ゆうな染めはとても珍しく、ひと目で洗練された佇まいに虜になることでしょう。

こちらのお品物は、今ではなかなか手にすることのできない本当に貴重な「ゆうな染め」の本場久米島紬です。