吾妻徳穂(あづまとくほ)

吾妻徳穂 (あづまとくほ)吉澤の友禅

吾妻徳穂は吾妻龍家元・宗家の日本舞踊家です。
幼年より母・七代坂東三津五郎・六代尾上菊五郎に師事し春藤会を設立します。
またアヅマカブキを創設し、欧米を巡演しました。
日本芸術院賞や柴綬褒章を受賞するなど高く評価されています。

吉澤の友禅の訪問着
こちらの作品は肉桂(にっけい)色の艶やかな綸子地に流れる橘や菊を配したゴージャスな仕上がりです。
橘の歴史を紐解いてみると『日本書紀』に、常世からもたらされたものとしてすでに登場しています。
橘は数少ない日本生まれの吉祥文様です。
橘は笹竹と同じく常緑であることから、永遠の繁栄や長寿の象徴とされ、縁起の良いモチーフとして用いられています。