木村雨山(きむら うざん)

木村雨山 (きむら うざん)人間国宝 本場加賀友禅作家

加賀友禅で唯一国宝になった作家・木村雨山は明治24年に石川県金沢市に生まれました。
石川県立工業補習学校自在画図案科卒業後、上村(うえむら)松太郎のもとで加賀友禅を修行。およそ20年間の修行を経て友禅染の技法を習得しました。
この間に大西金陽(おおにしきんよう)から日本画を学び、雨山の作品に巧みに表現されている日本画の技法の基本は、この時期に完成されました。
雨山は、「職人といえども、自分の作ったものがどの程度であるか世に問うべき」という前向きな考えを持っていたため、当時の帝展、文展、日展などの展覧会に積極的に出品し高い評価を集め、染色作家として不動の地位を確立しました。
こうした、活動が認められ、1955年には、重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定を受けました。

加賀友禅について