熊谷好博子 (くまがいこうはくし)

熊谷好博子 (くまがいこうはくし)日本工芸会正会員

工芸家熊谷好博子さんは東京友禅の第一人者で、伝統工芸展でも数々の賞を受賞されております。
「天然自然の造形」という、まったく新しいコンセプトを掲げ、自然の形象を作品に表わすのが特徴で、多色を用いないモノトーンベースのシックな色づかいで、スタイリッシュに自然美を表現しておられます。

昭和30年代から50年代にかけて活躍した東京友禅の大家で、伝統的な友禅技法の作品に加えて、樹木の杢目や葉、石の表面など天然自然の造型を着物や帯に写した現代的な感覚の作品に特徴があります。

熊谷好博子は、若い頃より日本画を学び、後に江戸友禅に日本画の素養を向けて独自の力量・作風を“東京友禅”として確立した日本を代表する染色家の一人です。