松井佚鴦(まついいつおう)

松井佚鴦 (まついいつおう)京友禅作家

京友禅の第一人者、初代・松井青々を父に、二代目・青々を兄に持つ、五男の松井佚鴦さんの京友禅作品です。
京友禅を主軸にし、しぼり・金箔・刺繍・ローケツなどの伝統的技法を駆使しながら、現代の感性を反映させた作品を手がけております。
京友禅
こちらのお着物は、朗らかで優しい雰囲気のする着物地に淡い色合いで描かれた藤がとても上品に可愛らしく描かれています。
松井青々さんの技術を確かに受け継いだ佚鴦さんのシンプルで洗練された印象を与える素敵なお着物です。
松井佚鴦の名古屋帯
こちらの帯は、小刻みな反射角を光りが捉えて自由自在に鮮明な煌めきをみせています。
パステルカラーの優しい紫・ピンク色がベースとなり美しい花園へと私達を誘ってくれます。
摺箔や色彩のメリハリ、また正確な糸目糊置きからも松井佚鴦氏の卓越した個性が伺えます。

【松井佚鴦 プロフィール】
昭和19年4月1日 初代・松井青々の五男として京都に生まれる
昭和41年3月 東北大学卒業・専攻生物化学
昭和41年4月 青々工房にて図版の考案・下絵・友禅等々を学び、京友禅に関する諸技術を修得
昭和58年4月 青々工房より独立・工房松井を設立、号を「佚鴦」として創作活動を始める
絞り・友禅・箔・刺繍などの多様な技法を自在に操り独自の美世界を創る