松本健一(まつもとけんいち)

松本健一 (まつもとけんいち)京加賀友禅

四季の香りを描く作家で絶大な人気の、今は亡き「松本健一」は、京都に工房を持ち、「加賀友禅調」の意匠を手掛け、この世に名を轟かせて来ました。
京加賀友禅の雅やかな古典美を思わせる松本氏の世界、金彩使いは一切なく、優美に仕上がっております。

はんなりとした色彩、繊細な表現力で枝花が丁寧に描かれております。
京友禅は茶屋染、加賀友禅は加賀御国染の色絵・色絵紋を基礎として発展した染色技法といわれています。
加賀友禅は落ち着きのある写実的な草花模様を中心とした絵画調の柄であるのに対し、京友禅は流麗な集合配列模様を特徴としています。
それは加賀の武家文化、京の公家文化それぞれの社会背景に支えられたことによると考えられます。
京友禅は内側から外側にボカシをつけることも特徴です。

京友禅について