森くみ子

森くみ子 藍染め布作家

森くみ子(Japan Blue Space)は阿波藍を使った灰汁発酵建てによる藍染めの着物や帯を製作しています。
藍の染液を自然発酵させ、使い始めるまでには時間がかかりますが、先人の考えた無理のない技法です。
自然界のバランスを崩すことのない、この優れた伝統的技術を現代に生かし、存続してゆくための方法を確立していこうとしています。
自然の恵みを十分に受けた藍の色がこれからも日本の風土に溶け込み、暮らしの中に生き続けることを願っています。

日本にのみ残る「灰汁醗酵建藍染」。この藍染は、藍草の葉を醗酵させ「(すくも)」という染料を造り、それを堅木の「灰汁」で溶き醗酵、粥状に炊いた「麩(ふすま)」を与え染色します。
愛情を注ぐと美しい紫紺の華を咲かせ、幾度も甕に浸け、水にくぐらせるときれいな色を重ねてくれます。
お召しになる方と共に長く年を重ねてくれるのが本物の「藍」の魅力です。
どこまでも深い藍染地に市松状の浮織を施し、幻想的な蛍暈しをあしらった上質な作品です。

【森くみ子 略歴】
1959 徳島県徳島市生まれ
1981 杉野女子大学短期大学部生活芸術科卒 在学中、徳島市古庄染工場にて藍染に出会う
1987 藍染めに惹かれて徳島に帰郷
1989 藍のデザインコンクールアイデア部門大賞
1990 雑誌「自由工房」発行
1992 桜工房を設立
1996 ジャパンブルースペースを主宰、設立
2000 デザインコンペ大阪99 エコロジ-部門入選
2006 社名をジャパンブルースペースに変更

阿波藍