西平幸子

西平幸子 紅型 沖縄県指定無形文化財保持者

西平幸子さんは1973年にびん型保持者として最初に県指定無形文化財保持者に認定された城間栄喜、知念績弘、屋宜元六、大城貞成の4氏に師事し、自らも35年以上の修業歴があり、優れた技能を持つ伝承者として沖縄県指定無形文化財「びん型」(紅型)保持者に認定されました。
同じく、城間栄順、玉那覇道子、藤村玲子、金城昌太郎、知念績元、喜友名盛蔵も沖縄県指定無形文化財「びん型」(紅型)保持者の認定を受けます。

西平幸子さんは昭和44年に紅型工房にしひらを開設し、48年に西部工芸展で入選し以後毎回出品し、昭和57年には第37回新匠工芸展において新匠賞を受章するなど、数々の受賞歴を誇ります。
また、八重山の生地にびんがたを染めたり、びんがたと織物の複合製品を研究開発するなど活動の場は多岐に渡ります。

本場琉球紅型
こちらは鮮やかな鶯色の紬地に花連と題された花飾り縞と松皮菱の絣文様を織り表した高度な技術を要する作品です。
紅型は、丁寧にひとつひとつ細かな型を彫り、白生地に糊置きをし、顔料を用いて色を挿していきます。
そのあとに、筆で色を挿して、刷毛でこすってぼかし染めのようにし、水で糊を洗い流します。
沖縄の太陽に照らされた華やかな花をたっぷりと染めあげた可憐な佇まい。
おしべや雌しべはキリリとシャープに。
そして花びらはドラマチックな染め具合いで観る者を虜にします。

びんがたと織物を複合させた美しい佇まいは唯一無二の存在感で、お召しになる方をこれ以上ないというほど優美に演出いたします。
贅沢なカジュアル着として、お出かけやお友達とのお集まり等にも。
お気に入りの帯合わせで、親子仲良くお召しいただくのも素敵ですね。

本当に貴重な西平幸子さんの芸術的感性が伺える素晴らしいひと品です。
沖縄県指定無形文化財のびん型保持者