野口彦太郎(のぐちひこたろう)

野口彦太郎 (のぐちひこたろう)大彦三代目 江戸染繍友禅

100年以上の歴史を持つ大彦。
芸術的な価値も高い大彦の着物は、世界中のコレクターや目利きたちに愛されており、それは昔も今も変わっていません。
職人が丁寧にひとつひとつを作り上げているため、全てが一点ものとなっています。

元々大彦は、初代野口彦兵衛が呉服業の道に進むことから始まります。
様々な染色技術の研究を行い独自の意匠で、京友禅に劣らない東京友禅をつくりだしました。
初代の野口彦兵衛に続き、二代目 野口真造、三代目 野口彦太郎、四代目 野口真太郎と伝統が引き継がれています。

手描き友禅の熟練の技を遺憾なく発揮しつつ、日本刺繍の精緻さを兼ね備えた大変素晴らしい作品となっています。
大彦の友禅染の特徴として、江戸時代から続く伝統的な技法、糸目糊で模様の輪郭線を描き、色を挿す江戸友禅の技法が取り入られています。
その江戸友禅に手刺繍を施し、大胆ながらも繊細で豪華であることが特徴的です。
施される刺繍は、繊細さだけではなく技法の種類や、細部の厚みなどが感じさせるもので、最高峰といわれる所以です。

大彦について