中嶋左京

中嶋左京 染め大島紬の作家

染め大島の作家である中嶋左京先生の渾身の力作のご紹介です。
中嶋左京さんの感性が十分に発揮された、趣深い世界観をご堪能いただけます。

竹取物語をモチーフに竹林の中で上品な笑みを称える姫たちが描かれております。 幾重にも重なる着物が一つ一つ丁寧に描かれ、高貴な印象を受けます。

更紗やペイズリー
こちらの作品は、青銅器時代に栄えたモヘンジョダロ、ハラパーをはじめ古代遺跡から発見、発掘されている染織更紗は、インド発祥に紀元前2000年前から1000年前後にオリエント、中国、エジプト、トルコに伝播されました。
日本へ伝えられた更紗では、室町時代中ごろ勘合船による中国(明)との貿易により渡来したと言われております。 複雑な横段縞には更紗やペイズリー、そして細やかな装飾文様を隙間なく描いています。
袖や裾元には少し赤茶色の暈しを染めて、表情に奥行きを生み出しています。
一つ一つの文様に可愛らしさやエレガントさ、そして気品を感じることができます。

金彩加工
こちらの作品は、サラリと滑らかな紬地に所々金通しやたたき染めを施してさりげなく大人なムードを演出しています。
白砂やさざ波、そして笠松にも金彩加工を施して、気品に溢れる華やかな印象に。
また松の枝や葉には刺繍をあしらい、絵画のような立体感を生み出しています。