島田えり茂(しまだえりも)

島田えり茂 (しまだえりも)美術工芸作家

島田えり茂先生は 着物の創作金飾巧彩師として幅広く活動されております。
独特で美しい金彩螺鈿の作風が特徴です。
横綱若貴兄弟の化粧まわしや紅白歌合戦出場歌手の衣裳を担当するなど、幅広いフィールドで活躍しています。

こちらの作品は厚みのある豪華な金彩加工と螺鈿の煌めきによって、おめでたいお席にふさわしい数々の吉祥文様を描いています。
上前には黄金に輝く赤富士を頂点に、天馬や登り鯉、そして七福神を配しています。
後身頃には鷹と茄子を置き、一富士二鷹三茄子と繋いでいます。
右衽(おくみ)には手を合わせて祈る僧侶の姿もございます。

美術工芸作家

【島田えり茂プロフィール】
1948年 京都に生まれる
1964年 日本画家大野秀高氏に絵画を習得
1977年 祇園祭の露天神山の前掛、下絵を製作
1981年 金彩辻が花で京都新聞社賞を受賞
1988年 新技法「絹の蒔絵」発表
1992年 青裳展で最優秀賞を受賞
1993年 「貴乃花」「若乃花」の化粧廻し製作
1994年 日本美術協会主催の「世界文化賞」のアトラクションにて「絹の蒔絵」を東京明治記念館で発表
2001年 京都大本山「妙蓮寺」に「護国龍神」の衝立奉納
2010年 異色作家・美術年鑑に掲載