【査定金額45,000円】人間国宝・細見華岳氏の「爪掻本綴」開き名古屋帯を買取
今回は【45,000円】と高額買取させていただいた素敵な開き名古屋帯をご紹介します。
人間国宝の細見華岳氏が手掛けた爪掻本綴の帯で、絵皿に狩猟文が配されております。
古代から伝わるアジアンテイストの狩猟文が存在感を放ち、シンプルながらも圧倒される帯となっております。
人間国宝・細見華岳氏について
細見華岳氏は1997年に「綴織」の分野で唯一、重要無形文化財に認定されました。
京都西陣で製織技術を学び、シベリア抑留という波乱の後、人間国宝の喜多川平朗氏や、森口華弘氏にも師事し、技術とセンスを磨かれます。
綴織は下絵を見ながら色糸を1本ずつ刺繍するようにはめ込んでいく作業を繰り返し、細かい模様の部分では櫛状に削った指の爪の先を使って織り込みます。
細見華岳氏は、幾何学模様を主とした意匠、美しい色使いで独特の世界観のある様を得意とし、綴織を職人の技から芸術の域まで高められました。
亡くなるまでの60年間数々の作品を発表し、しなやかな風合いと締め心地は多くの人を魅了し続けています。
このように現代では二度と創作されることのない貴重なお品を目にすることができるのもリサイクル着物の醍醐味かと思います。
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