【着物買取実績】江戸時代や大正時代の打掛を買取
打掛買取 アンティークを含め多数買取させていただきました!
これほど時代が古く、状態も大変良い打掛を手に取ってじっくりと眺めることができ、またご紹介する事ができてとても嬉しく思います。
美術館やお城などに寄贈され、管理されるべきではないかと思われるほどの歴史的価値と美術的価値が備わった一級品です。
展示してあるような古い時代の着物と同じように目を見張るほどの時代を超越した美しさが備わっています。
江戸時代後期製作 総刺繍アンティーク 打掛
袖や、後身頃の上部には空高く舞う飛鶴の姿。全体の空間を余すところなく松竹梅が埋め尽くし、より一層の華を添えます。
そして後身頃にはお互いの目を見つめ合う尾長鳥の夫婦の周りで可愛らしい雛たちがで遊んでいます。
また、その風景を蓑亀が暖かく見守っているように見えます。
文様を形作る刺繍にも大注目です。
牡丹や梅の花に使われている平繍、流水や岩に用いられる駒繍、尾長鳥のとさかには相良繍などが強弱をつけてダイナミックに施されています。
そして米俵や蓑亀には立体的なふくらみを出して豊穣を表現しています。
縫物師が糸の太さや、撚りの甘さなど考えながら、自ら糸を撚り、一針一針心を込めて丁寧に縫い、手仕事ならではの温かみ溢れる作品となりました。
豊かな色彩感覚を持った職人の誇りを感じさせるような、絵画のように美しい作品です。
江戸時代後期製作 刺繍 飛鶴 アンティーク 打掛
晴れ舞台を盛大に祝福するかのように明るい色彩の松竹梅や金糸を多用した竹、蓑亀が豪華絢爛に施されています。
江戸時代に生きた縫物師たちの高い技術力には心から感嘆せずにはいられません。
鶴の羽に使われている糸を見ても、上質な絹が使われている事が分かり、美しく上品な光沢を放っています。
大正時代製作 アンティーク 松竹梅鶴亀 打掛
花嫁と花婿の結婚を盛大に祝福するかのようにたくさんの飛鶴や亀、青々と生い茂る竹、華やかな白梅などが素描で描かれています。
また、後身頃には、夫婦鶴が温かな眼差しで雛たちを見つめ、その周りをたくましい松が包み込むような構図となっております。
鶴の夫婦は一雄一雌制で大変仲が良く、生涯共に暮らすことから、固い結束を持ち続けてほしいという願いが感じられます。
大正時代製作 アンティーク 湖畔に鴛鴦 打掛
小花の可愛らしい地紋のある綸子の生地に、明るい色調でのどかな景色が描かれています。
太陽の光を受けキラキラと輝く湖に、仲良く寄り添う可愛らしい鴛鴦が泳いでいます。どのような話をしているのでしょうか。
心が自然と和む、優しい雰囲気のする作品となっております。
およそ百年の年月を経たアンティークレトロのお品です。