【着物買取実績】羽田登喜男氏の名古屋帯や、細見華岳氏の帯を買取

名古屋帯を多数買取りさせていただきました!

いつもご利用いただきありがとうございます。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は多数査定させていただきました名古屋帯の買取実績をご紹介します。
名古屋帯とはフォーマルな袋帯に比べて、カジュアルなお洒落帯です。

九寸なごや帯とは
(巾/約30cm 長さ/約3m60cm)
お太鼓の部分はふつうの帯巾で、胴に巻く方は半巾となっていて、芯が入っています。
広巾の帯より大変締めやすいということで、一般的に普及しました。
体型により、帯巾を多少広めに仕立てることができます。
略礼装などにも使える格の高い織りの帯から、街着や普段着用の染めの帯(塩瀬・縮緬など)まであり、いずれにも、お太鼓柄、六通、全通などの柄付けがあります。

八寸なごや帯とは
(巾/約30cm 長さ/約3m60cm)
袋なごや帯ともいわれ、芯なしで両耳をかがって仕立てられています。
九寸なごや帯をさらに簡略化したもので、ほとんどが文織りか紬織りの軽い帯ですが、材質によっては格の高い特殊なものもあります。
しかし、一般的には九寸なごや帯より格は少し劣ります。
柄付けは九寸なごや帯と同じです。

人間国宝【羽田登喜男】鴛鴦

羽田登喜男
重要無形文化財「友禅」保持者(人間国宝)羽田登喜男氏の作品です。
京都の庭園や自然を愛し、花鳥風月に材を求め、特に鴛鴦の特徴的なデザインが人気を博しています。
羽田登喜男は明治44年金沢市に生まれ、南野耕月師に加賀友禅を学び、京都にて曲子光峰師に京友禅を学びます。
京友禅の世界に、加賀友禅を融合させた独自の境地を開き、京都府民を代表してダイアナ妃に送られた振袖、祇園祭蟷螂山の懸装品、内外での展覧会で活躍されました。
上質な縮緬地に水面をあらわす丁寧な蒔糊によって波模様が浮かび上がります。
鴛鴦の独特のフォルム、京・加賀友禅を融合した美しい羽毛の繊細な表現力。
凛とした鴛鴦の姿に目が惹きつけられ、今にも泳ぎだすのではと思うほどです。

人間国宝【細見華岳】爪掻本綴

細見華岳
1997年に「綴織」重要無形文化財に認定された細見華岳氏の大変希少な作品となっております。
綴織は下絵を見ながら色糸を1本ずつ刺繍するようにはめ込んでいく作業を繰り返し、細かい模様の部分では櫛状に削った指の爪の先を使って織り込みます。
細見華岳氏は、幾何学模様を主とした意匠、美しい色使いで独特の世界観のある様を得意とし、綴織を職人の技から芸術の域まで高められました。
亡くなるまでの60年間数々の作品を発表し、しなやかな風合いと締め心地は多くの人を魅了し続けています。
こちらは色鮮やかな檜垣文が配されております。

クリスマスガーランド柄

クリスマス
まるで宝石が輝くようにキラキラとクリスマスガーランドが飾られております。
雪の結晶やトナカイ、靴下、クリスマスツリー、大玉などが聖夜に幸せをもたらします。
今の季節にピッタリです!

銀通し 大正時代の暮らし柄

大正時代
街灯や時計台・眼鏡・鞄にステッキ・カメラ・木綿の足袋・人力車など を市松の中に描いた大正の暮らしを連想させるデザインです。
それらの持つ素朴さがどこか懐かしい気持ちにさせます。

【熊谷好博子】木目柄

熊谷好博子
工芸家熊谷好博子さんは東京友禅の第一人者で、伝統工芸展でも数々の賞を受賞されております。
「天然自然の造形」という、まったく新しいコンセプトを掲げ、自然の形象を作品に表わすのが特徴で、多色を用いないモノトーンベースのシックな色づかいで、スタイリッシュに自然美を表現しておられます。

【八重山ミンサー】全通柄

八重山ミンサー
八重山ミンサーに用いられる5つと4つの絣模様は、「いつよ」の模様とされ、「いつ(五)の世(四)までも末永く」という願いが込められています。
二つの柄を重ねると、お互いに補い合い、一つの正方形になることからその強い絆(きずな)を表しているという意味もあるようです。
縁(ふち)にこまかく織り込まれた模様は、通い婚であったその昔、「ムカデの足のように足繁く私の元へ通ってください」という娘の願いが込められています。