【着物買取実績】長崎県のお客様から琉球かすりや福田喜重氏の着物などを買取!
長崎県からでも買取させて頂いております!
いつもご利用いただきありがとうございます。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日11月26日は日ノ本では語呂合わせでイイ風呂の日ということですね。
あとは国際ペンクラブの普及にて日本ペンクラブが設立されたということでペンの日にも設定されています。
さてさて、今週も買取実績をご紹介させていただきます。
本場琉球かすり 大城トミ 着物
琉球かすりの大きな特徴は、およそ600種という多彩な図柄。
これら爽やかな涼感をさそう幾何学模様の図柄は、琉球王府時代から伝わる「御絵図帳」をもとに、職人たちが現代の感覚を取り入れて、オリジナルを作り上げます。
この図柄をもとに、糸を染め上げる時、少しずつ束ねた糸を計算された間隔で、模様の部分を1カ所ずつ手括りで締め上げていくという大変手間のかかる方法で、独特の絣模様をつくります。
人間国宝【福田喜重】刺繍 葡萄唐草 付下げ
福田喜重氏の「女性を美しく輝かせたい」という想いが染み込んだ工房から生まれる着物。
それは刺繍本来の重厚な雰囲気が現代的に表現され、着物の世界に独自の境地を切り開いたと言われています。
平成9年には「刺繍」の分野で初めて人間国宝に認定されました。
福田喜重氏の手から生命の息吹を受けたように、葡萄唐草が躍動感豊かに表現されています。
本場大島紬【都喜ヱ門】蘭 証紙付 着物
藤絹織物謹製、古典美術の本場大島紬の最高峰ブランド『都喜ヱ門』。
柄名は「優しき瞳」で美しい蘭がダイナミックに咲き誇る見事な意匠です。
結城紬 龍田屋 桑の葉染め 着物
結城紬は、絹でありながら絹のもつ光沢さえ押さえ、肌に馴染む絹真綿特有の柔らかさを保ち、一巾の織物となっても、絹真綿そのままの素朴さと風合いを醸し出しています。
遠く万葉の時代から続く長い歴史と伝統の中で、何のためらいもなく、頑なに守り継がれてきた、糸一本一本に全勢力を傾ける織人の情熱と心の温もりが、そのまま着る人でもありましょう。
素朴で優雅。そして着やすく動きやすく、着くずれしないのが結城紬の特徴です。
カイコの育成に欠かすことのできない桑の葉ですが、古くから茨城県とも関わりがあり、万葉集に「筑波嶺の新桑繭の衣はあれど、君が御衣し、あやに着欲しも(筑波嶺の新桑で作った絹の衣はそれはそれは素敵ですね。あなた様の衣を身に着けてみたいものです)」と歌われています。
加賀草木友禅 田村哲彦 夜桜 訪問着
加賀草木友禅の第一人者、田村哲彦氏による手描き友禅の逸品訪問着です。
夜空を背景にして満開の桜が咲き、枝に華やかな意匠の誰が袖や帯がかけられています。特に、誰が袖の糸目糊を駆使した緻密な文様。
誰が袖は近世初期によく描かれた画題で、豪華な衣装を眺め、薫きしめられた香や着ていた人を想像させるという、風雅で遊び心のある仕掛けです。
言葉の由来は古歌の「色よりも香こそあわれと思ほゆれ誰が袖ふれし宿の梅ぞも」からきています。
丹後ちりめんの張りのある質感は着姿をより一層美しく魅せますね。