着物買取でよくあるトラブルは?値段が安すぎる、押し買い・・・損をしないための方法
新型コロナウイルスによる「片付け需要」から、たんすにしまい込んでいる着物を買い取りしてもらいたいという要望が増えています。
しかし、実際に着物を売ったことがある方の中には、トラブルに巻き込まれて不愉快な思いをされるケースも。
そこで、「本や洋服はリサイクルショップで買い取りしてもらったことはあるけど、着物の買い取りは初めて」という方のために、
着物買取で考えられるトラブルや、トラブルを未然に防ぐ方法を解説します。
初めての着物買取でトラブル!よくある事例と対策をご紹介
着物買取には、主に「店頭買取」「出張買取」「宅配買取」の3つの買取方法が存在します。
ネットで検索すると「トラブル」という単語をよく見かけて、初めて買取を利用するのが怖い・・・ということがありますよね。それぞれの買取方法について、実際に起こりうるトラブルの例をご紹介します。
店頭買取のトラブルの例
リサイクルショップなどのお店に着物を持ち込む「店頭買取」。トラブルの例としては、着物の知識がない店員に安く買い叩かれたといったものがあります。
その原因として、着物以外にもブランド品や洋服、貴金属、本、CD類など多岐にわたる買取をおこなっているお店では、 着物を熟知している店員がいる可能性が極めて低いことが挙げられます。
想定の10分の1以下の金額だったということもあるようです。
買取は、売る側が査定金額に納得して了承しなければ買取成立にならないので、「金額が安すぎる・・・」と思ったらその場で買取を断ることができます。それでも、わざわざお店に着物を持ち運ぶ労力を考えると、そんな二度手間は避けたいですよね。
さらに、着物以外も買取を行っているリサイクルショップでは、着物そのものが買取不可だったり、ブランド品や作家物以外の古い着物が買取対象外という可能性もあります。
店頭買取のトラブルを防ぐ方法
はじ店頭買取でトラブルに遭わないためには、持ち込む前にお店の下調べをすることが重要です。
例えば、そのリサイクルショップがそもそも着物を買い取っているのかどうか、着物専門の鑑定士がいるかどうか、などです。
大手のリサイクルショップは全国に数多くあるので気軽に持ち込みやすいですが、「よく名前を聞く=着物を高く買い取ってもらえる」ではありません。できれば、着物専門のお店での買取を依頼したほうが安心といえます。
着物買取の専門店であれば、着物に詳しい査定士が在籍しているので、着物の種類や年代もろくに見ずに査定されるということが避けられます。
出張買取のトラブルの例
自宅に査定士を呼ぶ「出張買取」。
メリットは、重い着物の持ち運びをしなくても済むことでしょう。実際に目の前で着物専門の担当者が査定をしているのを見られるので安心できますよね。
しかし、出張買取でのトラブルには着物以外にも貴金属やブランド品、切手や硬貨がないかとしつこく買取を迫られたというケースがあります。これが近年増加しているトラブルの「押し買い」です。
自宅で女性ひとりで対応したケースでは鑑定士が怖くて泣く泣く売らざるを得なかった、押し買いに遭った、ということもあります。
出張買取でも店頭買取と同じく、依頼人が承諾しなければ買取成立にはなりませんが、お店の中と違い家の中で査定士と2人きり・・・という状況になると人によっては断ることができない場合も考えられます。
出張買取のトラブルを防ぐ方法
着物以外に買取を依頼したいものがない場合は、可能な限りはっきりと断ることが大切です。また金額に満足できなかった場合も同様にしっかりと断りましょう。
それでも、女性ひとりで、かつ狭い空間に一対一・・・という状態では、断るのにも勇気がいりますよね。
そのような場合には、一人では対応せず、必ず家族に同席してもらうことや、女性の鑑定士に来てもらえないか業者にお願いすることも有効です。
業者によっては、事前に査定士のプロフィールや人柄を詳しく紹介している場合もあります。
信頼できると思った業者に依頼するようにしましょう。
宅配買取のトラブルの例
「宅配買取」は、着物をそのままダンボールに詰めて宅配業者に渡すだけで、査定依頼できるサービスです。
着物の持ち運びは重いと感じられる高齢の方も多く、店舗買取よりもメリットは大きいでしょう。近くに買取店がない場合も利用できます。
査定士と直接対面しなくて済むので気楽に利用ができて、スピーディーな対応も期待できます。
そんな宅配買取でのトラブルには、直接説明してくれるスタッフがいないため取引条件や規約を見落とし、「返却はできないと言われた」「処分費用を求められた」というケースや、安い値段を提示されたということがあります。
宅配買取のトラブルを防ぐ方法
着物を宅配買取している業者を選ぶ際は、「返送可能かどうか」、「無料で処分してくれるかどうか」をしっかり確認するようにしてください。
また、ホームページに「買取相場」など、いくらくらいで買取可能か書かれている場合が多いです。
トラブルを防ぐために、事前調査はしっかり行うようにしましょう。
着物を売る前に知っておきたい「着物買取」の予備知識
そもそも、着物の買取でよくあるのが、想定している金額と違って安すぎる!査定価格がなぜこんなに安いのか!といった、業者からの査定額とお客様自身の希望価格とのギャップです。
着物の買取価格はなぜ安い?少しでも高く売れる着物は?
着物は購入時は高価であるため、少しでも高値で買い取ってもらいたいと思うのは当然です。
しかし、現代では着物が日常着でなくなったため、着物の需要は減少傾向にありますが、着物の買い取りを行う業者は増加傾向にあります。
ということは、着物の需要が高いということでしょうか?答えは、着物全体の需要の高まりではなく、現代の方が着れるデザイン性が重要になってきます。
目安として製造後10年以内の新しいものや状態が綺麗なものが高価買取されることが多いです。
素材では絹の場合は高値がつきますが、木綿や化繊、ウールなどはあまり値段がつかないことがあります。
そして、需要のある文様や色合いの場合は高価買取に繋がることもあります。
また、作家名や有名織元のブランドが特定できる証紙が付いている場合には、その価値が認められ特別価格で買取されます。
着物専門店「着物10」はカスタマーサポートが誠心誠意対応いたします
宅配買取専門の「着物10」は、安心してご利用いただけるよう、専用のカスタマーサポートが誠心誠意対応させていただきます。
宅配買取サービスを行う業者の中には、宅配買取時に送料がお客様負担という場合もありますが、弊社は送料無料ですのでご安心ください。
返送料はお客様負担でお願いしておりますが、返却をお断りすることはありません。また、お値段がつかず残念ながら処分となってしまった場合は、無料で処分いたします。処分料を請求することはございません。
1.箱に詰めて送るだけ!しかも、送料無料!
申込みから査定完了まで、手数料は完全無料です。
無料で梱包キット(ダンボールなどの資材一式)をお送りしますので、着物を詰めて送るだけ。お値段がついたお品物はすべて1点ごとの明細をお出しします。
お品物は弊社ネットショップで販売し、新たに必要とされている方にお届けします。
2.分別する必要はありません!和装品ならすべて買取OK
着物のほか帯、和装小物など、まとめて査定が可能です。振袖や毛皮コート、婚礼品など、和装品はすべて買取対象です。
3.値段がつかなかった着物も無料でお引き取り
残念ながらお品物に値段がつかなかった場合は、お客様のご了承をいただけましたら無料でお引き取りし、小物やハギレにリサイクルするなどの取り組みを行っています。
また生地をほどいて加工販売している企業への提供、障害者の雇用・就労支援を行う企業への寄付など、できる限り再利用を心がけています。
▼詳しくはこちら▼
まとめ
着物の査定依頼をする場合は店頭買取、出張買取、宅配買取の方法があり、それぞれで気をつけたいトラブルや利用のメリット・デメリットがあります。
初めて着物買取を利用される方は、事前にどんなトラブルが起こりうるのか、どうすればトラブルを避けることができるのか、ぜひ記事をご参考に対策してみてください。