【着物買取実績】人間国宝 羽田登喜男氏の袋帯を買取

袋帯 有名 な作品を多数査定させていただきました。

いつもご利用いただきありがとうございます。皆様いかがお過ごしでしょうか?今週も買取実績をご紹介させていただきます。

正絹 人間国宝【 羽田登喜男 】歳寒三友 袋帯

羽田登喜男氏自ら創意を尽くした図案
こちらは人間国宝・羽田登喜男監修 唐織 瑞鳥歳寒三友文の袋帯です。
京友禅の加賀友禅の2つの伝統的な染色技法を融合させて、羽田登喜男氏自ら創意を尽くして図案を描き、色糸など素材を吟味し、全体の色と柄のバランスを配慮しながら織の最終工程まで完全に指導をして織り上げられたのがこちらのお品でございます。

羽田登喜男のモチーフである鴛鴦や歳寒三友を透明感のある色調で丁寧に丁寧に織りあげています。
淡いパステルトーンの花丸とコントラストをなすようにして、鮮明な黄金の鴛鴦が凛とした姿をみせています。
重厚な唐織が格別な気品を醸し出し、フォーマルシーンにおいて他の帯とは一線を画す麗しい帯姿を演出することでしょう。

【 佐波理綴 】花変り唐草文 袋帯

オリエンタルテイストの花唐草
佐波理綴とは「帯の宝石」と言われる程、大変美しい輝きを誇る帯です。
故久保田一竹辻ヶ花とのコラボレーションや、故ダイアナ妃に献上された帯としても高級袋帯の代名詞ともなっています。

緑・赤・紫・金の横段縞を背景にしてオリエンタルテイストの花唐草が豪勢に咲き誇ります。
文様のない部分は金糸とともに虹色の色糸の輝きを織り込めて。
重厚な金糸使いながらも、落ち着きを兼ね備えた大人のムード溢れる意匠に仕上がっております。
じっくりルーペで見れば見るほどその美しい光に吸い込まれそうな錯覚を受けます。
パーティーやフォーマルシーンにおいて主役級の存在感で周囲の視線を集めることでしょう。

アンティーク【 龍村平蔵製 】宝鏡 本袋帯

華麗な唐華を配した鏡裏文
近代染織界において大きな業績を残した、龍村平蔵氏。
古代の文物から拓本したような華麗な唐華を配した鏡裏文が、幻想的に輝く箔糸で織り込まれた袋帯です。
龍村平蔵ならではの繊細さが生み出す堂々とした気迫。 他の追随を許さない、独自の世界観が広がります。
お太鼓、前帯、垂れ先のほか、手先にも模様が入っています。 垂れ先の線は色鮮やかな入れ子菱つなぎになっています。

【 斉藤三才 】籠目に鳩 袋帯

斉藤三才のトレードマークである鳩
マットな質感の黒地に斉藤三才のトレードマークである鳩を上品に綾なして。 奥行きのある構成でシンプルにまとめられています。 装いのアクセントとして合わせてもオシャレですね。

【 絲藝苑 上島洋山 】トンボ 袋帯

三匹のトンボが楽しそうに羽ばたいています
石川県能登の門前町にある「能州紬織元・絲藝苑」。四季折々の様々な表情を見せる能登の美しさに魅了されて上島洋山が工房を開きました。
手繍織りという能登つづれ織から考えだした方法で、緯糸で模様を織りだします。
なだらかな稜線を背景にして三匹のトンボが楽しそうに羽ばたいています。
古くは蜻蛉のことを「蜻蛉(あきづ)」と呼びました。 古代日本では本州を、「秋津島(あきつしま)」と呼びましたが、これは日本神話で神武天皇が「この島は蜻蛉の形のようだ」と言ったことが由来とされています。
蜻蛉は、素早く攻撃的で、空中を飛び回って虫をとらえるため、「勝虫」「勝軍虫」とも呼ばれ、武人に好まれました。
すくい織の軽やかな織りあじと調和して、眺めているこちらまで爽やかな気持ちになります。

【 菅原結 】漢方染 ぜんまい紬 袋帯

爽やかなグラデーション
素材は絹98%、ぜんまい綿2%を使用しています。 垂れ先、手先からちょうど半分を境にしてぜんまい紬の面とピンク×グリーン地の面の2通りがございます。
菅原工房は、漢方染で絹織物を作られている工房です。 糸染め、織り、反物染め、絞り、整理、仕上げまでの全行程を一環して工房で行います。
代表の菅原結氏は、アマゾンや古代インカ、モンゴルなどの染織を研究し、数々の草木染の賞を受けられております。
こちらの作品を身に付けることにより、日常生活の中で漢方薬が自然と体内に吸収され、健康を維持するために研究開発されました。

ふっくらと浮き沈みする優しい風合いのぜんまい綿のお太鼓に、帯前が爽やかなグラデーションという こだわりのあるお洒落な佇まいです。
柔らかな生地ですので、結びやすく、着心地も良いでしょう。