【着物買取実績】十日町友作家 岡村蒼風氏の留袖などを買取
いつもご利用いただきありがとうございます。
金沢では梅雨入りしたにも関わらず晴れの日が続いております。
しかし、湿気はきちんと感じるあたり金沢の梅雨らしいな~と思います。
じめじめとした独特の湿気が金沢の梅雨なんです
からっと晴れている沖縄がたまに羨ましくなったりもしますね(^o^)
でも梅雨でもいいことはたくさんありますからね!
色鮮やかな紫陽花…遠くの方で聞こえる蛙の声など…
季節を感じながら過ごすのは素敵なことだなと思いますね。
それでは今週も買取実績をご紹介させていただきます。
十日町友禅【岡村蒼風】庭園風景 袷 留袖
十日町友禅作家・岡村蒼風による青々とした新緑が美しい庭園風景が描かれています。
淡い薄卵色地に青・緑・紫色の淡い暈し技法が映えて、一幅の絵画のような仕上がりです。
目の前に広がる庭園風景を眺めていると、今にも花の香りや鳥のさえずりが聞こえてきそうです。
色留袖は黒留袖に比べると色ものの持つ優しい雰囲気が訪問着に近いので、広範囲に着ることを考えてもよいでしょう。
結婚披露宴の出席、さまざまな祝賀会や茶会、パーティ等でお召しいただけます。
【江戸小紋染 伝統工芸士・染谷梅治】 東海道五拾三次
江戸小紋染・伝統工芸士『染谷梅治』さんのとても美しい作品です。
伊勢型紙を用いて数えきれないほどの伝統柄を丁寧に染めています。
橘・杢目・狐・三菱・麻には・菊・笹竹・蝶に桜など一つ一つに個性があり、いつまでも見惚れてしまいますね。
モノ・トーンの型のなかには鳴海や箱根など風情豊かな宿場町が広がり、贅沢な意匠構成となっております。
パリ エッフェル塔を描く芸術家 in シャン・ド・マルス公園 名古屋帯
芸術の都・パリ。 エッフェル塔の麓にあるシャン・ド・マルス公園はユネスコ世界遺産に登録されている「パリのセーヌ河岸」に含まれ、パリ市民や観光客の憩いの場として親しまれています。
今日は一人の画家がエッフェル塔を描くために来たようです。 ベレー帽を被り、繊細なタッチで慣れたように描き進めます。
パリ好きな方必見のロマンチックな作風がとてもお洒落です。
縮緬 金彩友禅 刺繍 竹林に松梅 袷 訪問着
ふっくらとした藍墨茶色の縮緬地にまっすぐに成長する竹林と松梅をまるで掛け軸のようにダイナミックに描いたノーブルな訪問着です。
松と竹は寒中にも色褪せず、また梅は冬に百花に先駆けて花開きます。 これらは「清廉潔白・節操」という文人の理想を表現したものとされ、古来より尊ばれてきました。
どのような社交の場でも堂々と装える華やかさと風格を併せ持っています。
【千總謹製】金駒刺繍 近江八景 三つ紋 袷 留袖
贅沢な手触りのちりめん地を鮮やかな洗柿色地に染めて。上前から松竹梅や楓とともに近江八景の美しい景観を描いた格調高い作品です。
中国の宋代に洞庭湖周辺の風光明媚な八つの景観をテーマとした山水画を描くことが流行しました。
この方式が日本、そして東アジアなどへ広まり、各地の景勝地で八景が選ばれるようになります。
近江八景は関白近衛政家が選んだと伝えられ、三井の晩鐘、石山の秋月、堅田の落雁、粟津の晴嵐、唐崎の夜雨、瀬田の夕照、矢橋の帰帆、比良の暮雪の八つです。
江戸時代には浮世絵師の安藤広重の風景画により広く知られるようになりました。
琵琶湖の穏やかな波間に広がる近江八景に金駒刺繍や金彩加工のあしらいが一つ一つ丁寧に。
実際に纏っていただくと千總ならではの堂々とした風格、そして気品に夢中になっていくことでしょう。
三つ紋の色留袖は、準礼装のお着物として既婚者、未婚者の区別なくお召しいただけるものです。
【西陣あさぎ】歌川廣重 東海道五拾三次 八種四百十八種 袋帯
歌川広重の東海道五拾三次を題材として江戸の各所を描いた豪華絢爛なフォーマル袋帯です。
広重は享保年間(1716~36)になると風景画を手掛けて人気となり、風景画家としての地位を確立しました。
日本の文化を世界へと広めた珠玉の芸術品が全通柄で綾なされた贅沢な一枚です。